翻訳かあさん、崖っぷちを走る

(更新お休み中)3歳保育園児と8歳小学生を育てながら働くフリーランス翻訳者のはなし。

産後2か月で仕事復帰しないと!さあ、どうする?~その4〈復帰1週間前!取引先に連絡を入れる〉

7月下旬某日、仕事復帰まで約1週間。取引先各社に復帰の連絡を入れました。

 

文面はだいたいこんな感じ。

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 5月に無事出産して、いわゆる「産休」の期間が終了するので、8月からお仕事を再開することにしました。

ただ、残念ながら生まれた子供が保育園に入れずに待機児童となってしまいましたので、自宅で夫と交代で見ながら作業するか、忙しい場合はベビーシッターさんを呼ぶことになります。

そのため、1日の作業量の目安が500~1000Wと少なめになります。

実際にどれだけ可能かは、そのときの状況によって変化しますので、都度ご相談させていただければと存じます。

いろいろと制限があり、依頼しにくいかと思いますが、何かご協力できそうな案件がございましたらぜひお知らせください

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コーディネーターさんが何人もいて、複数の方から依頼をいただいていたところは、ひとりひとりにメールを出しました。

 

産休前まで週1回の定期案件をもらっていたコーディネーターさんには、また依頼してもらえないか訊いてみたのですが、ほかの翻訳者さんを募集して頼んでいるので、またすぐに私に戻すのは難しいとのこと。ま、そうだよね。

 

定期案件があればベビーシッターさんを毎週予約して、「ベビーシッター週3日以上利用加点」を取れたかもしれないのですが(そう、考えるのは保育園選考で有利になる加点のことばかり)、こればかりは仕方がない。

 

2年ほど前に登録したものの、いろいろとタイミングが悪く1度も受注できていないところが1社あったのですが、そこはメールではなく、8月に入ってから暑中見舞いの葉書を出して、近況を書くことにしました(その後、ご丁寧な返信の葉書をいただいて感激)。

 

ある1社のコーディネーターさんは、以前から納期がかなりゆるめの大きめ(当社比)案件を定期的にまわしてくれていたので、その方には特に「産後でこういう事情なので、あの案件、またやらせてもらえるとありがたいです」と連絡してみました。

 

すると、「わかりました、またお願いしますね」との返事をいただいて、ちょっと安心。翻訳会社コーディネーターさんのこういう言葉を鵜呑みにして喜んではいけないことは、中の人だったのでよくわかっているんですけどね(←翻訳会社がウソつきだという意味ではなく、予定通りにクライアントさんが動いてくれるとは限らないから)。

 

しかし、1日500ワードしかできない(かも)と言ってる翻訳者に、果たして依頼は来るのでしょうか?

 

(※一般的には1日2000ワードくらいできるとしている翻訳者が多い。)

 

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本文と関係ないけど実家の猫。しっぽがちくわみたいになっている(こういうしっぽなのではなく、たまたま丸まっている)

 

次回に続く。